こんにちは✨

名古屋みなと歯科・矯正歯科です(^^)/

歯には虫歯になりやすい場所が

3ヶ所あることを知っていますか？

①咬合面：上下の歯が噛み合うところ

②隣接面：横の歯と隣り合うところ

③歯頸部：歯茎との境目

この３つが虫歯になりやすいのですが

今日は、①咬合面の虫歯を防ぐために行う

【シーラント】という方法についてお話します

上下の歯が噛み合う面には溝があり

溝の深さは人により異なります

ですが生えたばかりの永久歯は未成熟で溝が深いため

大人と比べて食べかすや汚れが溜まりやすい

↓

溝の先まで歯ブラシが届きにくい

↓

虫歯になりやすいです（；；）

そこで、歯科の材料で予め歯の溝を埋めて

汚れが溜まってしまうことを防ごう！というものが

シーラント（小窩裂溝填塞）という方法です💡

①歯の表面の汚れを落とす

②前処理剤を塗布

③水洗

④材料を流し込む

⑤光を当てて固める

⑥噛み合わせを確認する

手順はこれだけ🌟

歯を削らず、痛みを伴わずに、短い時間で

溝を埋めることができるので

歯科治療が苦手なお子様にも

安心して処置を受けていただくことができます☺

またシーラントの材料の中には

【フッ素徐放性】という性質が含まれており

少しずつフッ素を放出して

歯質を強くする効果もあるんですよ🌟

ただ

メリットがたくさんなシーラントですが

デメリットもあります（；；）

①欠けたり、取れてしまうことがある

歯は削らずに、溝に埋めてあるシーラントは

食事などの日常生活をする中で少しずつ劣化して

欠けたり、取れてしまうことがあります。

その場合は再度シーラントを行えば大丈夫なのですが

一部が欠けたまま放置してしまうと

歯とシーラントの間に段差ができてしまい

逆に汚れが溜まりやすく

虫歯になりやすくなってしまいます😢

②虫歯を隠してしまう

シーラントで隠れてしまい発見が遅れて

実は下で虫歯が広がっていたという場合があります😢

２つのデメリットをお話しすると

『シーラントはやらない方がいいんじゃない？』と

思うかもしれませんが

しっかりとメインテナンスを行うことができていれば

虫歯を予防する効果はとても高いです！

定期健診ではシーラントの周囲もしっかり確認し

虫歯になっていないかのチェックを行っていますので

３か月ごとにお掃除に来ていただき

メインテナンスしていきましょう✨

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