こんにちは☺

今回は親知らずの抜歯のお話です！！

どういう状態の親知らずが抜歯の対象になるかケースごとに分けてご紹介したいと思います。

①完全に歯肉に埋まっていてる

　この場合、とくに症状が無ければ抜歯の必要はありません。ただ、矯正治療の前や、歯並びに影響を及ぼしているものは抜歯を行なう場合があります。

②ほとんど歯肉に埋まっているが、歯の一部が出ている

　この場合もとくに症状が無ければ抜歯の必要はありませんが、残しておくことで将来的に歯茎が腫れて痛い等の症状が出る可能性があります。親知らず周囲の歯茎が腫れる原因は基本的には磨き残しです。ただ、歯磨きを頑張っても親知らずが一部埋まっていると物理的に汚れがたまり易かったり、歯ブラシが届きにくいので完全にキレイにするのは困難になります。したがって、歯茎が腫れる前に予防的に抜歯を選択する場合もあります。

③親知らずは問題無いがすぐ手前の歯が虫歯になっている

　親知らず以外の永久歯は生涯使っていく歯になるため、手前の歯の治療のために親知らずは抜歯します。

④親知らずが虫歯になっている

開口量が十分でちゃんと咬み合っている場合は虫歯治療で保存する場合があります。基本的に親知らずが虫歯になってしまった場合は抜歯が適応となります。

⑤歯の移植を行なう場合

親知らず以外の大臼歯(奥歯)が何らかの理由により抜歯となった場合、親知らずを抜歯して移植することがあります。

いかがでしたか？親知らずは症状があればほとんどのケースで抜歯の対象となります。当院では親知らずの抜歯も多く行っておりますので、親知らずが気になられている方はお気軽にご相談下さい。

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